「水洗の時間が短すぎる」
シャンプー前のお流しが最も大切なプロセスとなります。
髪のダメージ、頭皮を守るにもこの水洗が最も大切なポイントとなります。

シャンプー前のお流しは最低でも3分、泡立たないと感じている人には
5分を理想とします。
髪、頭皮に十分な水分を与えてからシャンプーをつけること。

「スタイリング剤の付け過ぎ」
髪の毛が皮膜で覆われて水分が髪に浸透しない状態になり
シャンプーが全く泡立たない状態になります。

そもそも、泡が立つには十分な水分と十分な空気が必要になります。
どちらも泡立つには必須の条件です。
そこに、スタイリング剤のような油膜があると全く泡立ちません。

「クレンジングしてない、できていない」
栄養補給シャンプーをする前にクレンジングシャンプーで
髪と頭皮に付着している油や汚れを落とすことが大切です。
メイクなどをされる方は良くわかると思いますが
お化粧したお顔をいきなり洗顔しないですよね。
必ず、メイク落としクレンジングをしてから洗顔すると思います。
髪も一緒でまずしっかりと髪と頭皮に付着した
汚れを落とすことが必須になります。
そうすることでそのあとの栄養シャンプーの成分やトリートメントの
成分をしっかりと入れ込むことができるのです。

「髪の毛がダメージしすぎている、乾燥しすぎている」
過度なカラーやパーマなどで髪の毛のキューティクルが損傷して
水分やシャンプーが髪内部に浸透しすぎてしまい、泡立たなくなってしまいます。
このタイプの髪を良く見かけます。特にブリーチをした髪、縮毛矯正や毎日のように
アイロンでセットしている方はこのタイプです。

最近泡が立たない泥シャンプーやクリームシャンプーといった
界面活性剤の配合量が少なく髪に負担がかかりずらいシャンプも
人気になってきているようです。
このタイプのシャンプーは泡立ちがそもそも悪いのですが、
髪には負担が少ないのでここでは良しとしましょう。